東京オリンピック事前チェック この選手のあのプレー!

東京オリンピック注目選手 板橋美波選手

飛び込み台

板橋美波選手は、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックの10m高飛び込みで8位に入賞を果たした日本のトッププレーヤーです。ちなみに、2000年1月28日生まれで現在18歳であり、2020年開催の東京オリンピックではさらなる活躍が期待されています。

なお、板橋美波選手の最大の魅力は、前宙返り4回半抱え込み(109C)という大技を得意としていることです。この109Cにチャレンジするのは世界で彼女だけで、トリプルアクセルを代名詞としていたフィギュアスケートの浅田真央さん同様にオンリーワンとしての存在感を確立しています。

一方、板橋美波選手は後ろ宙返り3回半抱え込みという種目をやや苦手としており、東京オリンピックで上位に入賞するためにはこの部分の克服が課題と言えそうです。実際に、2017年に開催された世界選手権では、この種目での大失敗が響き一時は入賞すら危ぶまれる状態に陥っています。その後、4種目目の109Cと最終種目の5253Bを見事に決めた結果、リオデジャネイロオリンピックの8位を上回る7位で入選しています。それだけに、後ろ宙返り3回半抱え込みを無難にこなせるようになれば、さらに上位に食い込むことも可能となります。