東京オリンピック事前チェック この選手のあのプレー!

日本で開催される東京オリンピックの体操は個人も団体もメダルに期待

着地イラスト

前回のオリンピックでの金メダル獲得が記憶に新しい男子体操は、個人でも団体戦でも引き続きメダル獲得が期待できる競技の一つです。美しくダイナミックな技の数々を競い合う奥深い競技「体操」について、知っておきたい注目ポイントをご紹介します。

体操は個人総合と個人種目別、そして団体総合に分かれてそれぞれの順位を競います。ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目について様々な機械を用いて演技を行い、技と難度を得点化したDスコアと演技の美しさや完成度を得点化したEスコアの合計得点を争いますが、跳馬を除く5種目にはAからHまでの難易度が設けられています。

技の難易度と共に注目すべきは、選手たちの姿勢と着地の美しさです。
トップ選手である程、演技中の足先が美しく真っ直ぐと伸び、腰の位置が高い状態で技を行っています。また、演技終了時、ゆかにピタリと止まる着地は体操の見どころのひとつと言えます。

ルールや技の種類・難易度が豊富でよく分からないという方も多い体操ですが、それらの知識があまり無い人でも十分に楽しむ事ができる競技です。オリンピック個人総合2連覇を果たし、世界体操競技選手権でも個人総合で前人未到かつ世界最多の6連覇を成し遂げた内村航平といったベテランをはじめ、白井健三や谷川航、谷川翔ら大勢の注目選手の活躍も見逃がせません。

たくさんの選手の姿勢や着地をよく観察しながら観戦すると、より楽しむことができるのではないでしょうか。来たるオリンピックに向けて、目が離せない競技・体操にも注目してみてください!