東京オリンピック注目選手 今井月選手

2020年東京オリンピックという二度目の五輪自国開催でメダルラッシュが期待される日本人選手たちですが、お家芸と言われる柔道は近年勢いを盛り返しており特に期待できます。そしてその他に注目される競技をあげるとすれば「競泳」が挙げられます。

競泳は、泳法や実際に泳ぐ距離によって種目が分かれていますが、泳法「平泳ぎ」で活躍が期待できる選手の一人が女子競泳選手の「今井月」です。特徴的は名前を持つ彼女ですが、月と書いて「るな」と読み、ローマ神話の女神「ルナ」に由来すると言われています。

2000年8月15日生まれである彼女は東京オリンピック開催時には19歳を迎えます。2016年のリオ五輪では日本代表に選ばれながら、本番では決勝に進むことができず、ストレートに悔しさを滲ませていました。

彼女の持ち味プレーは「力強いキック」です。更に上半身が細いという身体的特徴を活かし、水の抵抗を抑制することでキックの推進力を最大限に活かしています。200m平泳ぎを得意とする彼女は同種目で金メダルを目標に掲げています。1992年のバルセロナオリンピックでは岩崎恭子選手が金メダルを獲得しており、200m平泳ぎは日本人プレイヤーのメダル獲得が大いに期待できます。